当院について
石心会理念
断らない医療
患者主体の医療
地域に根ざし、地域に貢献する医療
院長挨拶

野崎 恭子
当院は昭和40年に旧田村外科病院として開設以来、半世紀にわたり地域の皆さま、そして近隣の医療機関の皆さまに支えられながら歩んでまいりました。
このたび2025年6月2日より、社会医療法人財団石心会「川崎地域ケア病院」として、
新たなスタートを切ることとなりました。
川崎地域ケア病院では、
「依頼に対して断らない医療」
「褥瘡・寝たきりをつくらない医療」
「快適な生活ができる病院」
「地域と連携する医療」
という4つの病院理念として掲げ、地域に根ざした医療の実現を目指してまいります。
これまでの診療を継続させながら、急性期治療を終えて在宅や施設への移行に不安を抱える患者さんに対して、退院に向けた準備やリハビリを支援してまいります。また、在宅医療・介護を受けられている方が、急性期医療を必要とされる場合の受け入れ体制も整えてまいります。
職員一同、チーム医療を実践しながら、より一層「地域密着型病院」としての役割を果たせるよう努めてまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
概要
名称
社会医療法人財団 石心会
川崎地域ケア病院
所在地
〒212-0005 神奈川県川崎市幸区戸手1-9-13
TEL:044-544-6111 FAX:044-541-9210
院長
野崎 恭子
診療科目
一般外来:内科、外科、小児外科、消化器外科、整形外科、肛門外科、循環器内科、リハビリテーション科
施設形態
医療法人社団・一般病床
看護基準
10:1 入院基本料
病床数
33床
指定及び認定について
当院は保険医療機関や労災保険指定機関、生活保護指定病院などの各種公的指定を受けております。また、予防接種や検診など市の協力医療機関としても登録されています。
施設基準
基本診療料
一般病棟入院基本料
機能強化加算
救急医療管理
診療録管理体制加算 2
医療安全対策加算 2
データ提出加算
後発医薬品使用体制加算 2
情報通信機器を用いた診療に係る基準
認知症ケア加算
せん妄ハイリスク患者ケア加算
入院時食事療養(Ⅰ)・入院時生活療養(Ⅰ)
特掲診療料
在宅療養支援病院
在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
がん治療連携指導料
CT撮影及びMRI撮影
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅲ)
運動器リハビリテーション料(Ⅱ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
酸素の購入単価
検査機器
16列マルチスライスCT
当院では16列マルチスライスCTを導入しております。このCTは1mm以下の幅で輪切り画像を多数積み重ねることで、従来では不可能だった3Dでの縦方向の画像もあらわせるようになりました。あらゆる角度、方向から臓器が立体的に手に取るように見えます。画面上で臓器を動かし、下や裏側から見ることも簡単です。冠動脈、大動脈などの循環器領域は勿論のこと、胃、腸などの消化管や肝臓、胆のう、膵臓などの各臓器、腰椎、頚椎などの骨など全身が撮影可能です。


内視鏡検査

当院では、熟達した医師が内視鏡による各種検査を行っております。
検査にあたっては医師から事前に検査の説明をさせていただき、患者様の不安をなくすよう心がけております。
上部内視鏡検査
レントゲン検査で食道や胃、十二指腸に疑わしい影が見つかった際、内視鏡検査を行うとその部分の粘膜を直接観察できるため、病変の大きさや形、色、出血の有無までがはっきりとわかり、確定診断に役立ちます。
また、がんが疑われる時には、内視鏡先端部の装置を使って疑わしい組織部を採取し、生検(組織細胞診)を行なえば確実に診断できます。
5mm以下の非常に早期のがんもこの内視鏡検査で発見が可能です。
大腸内視鏡検査
この検査は肛門から内視鏡を挿入し、大腸の粘膜に生じた病変を直接観察する検査で、下部消化管内視鏡検査とも呼ばれています。同時に生検用の組織を採取したり、ポリープ(組織が一部突出・隆起したものの総称)を切除したりすることもあります。
胸部X線検査
一般診療や健康診断、肺がん検診などでも実施される検査です。エックス線は人体を通り抜けますが、骨のように通り抜けにくいところがあるため、通り抜けたX線を画面に写すと濃淡ができ、体内の様子を知ることができます。